第3,730号_買い物前のギグワーク 〜店舗型ネットスーパーの集品サポート〜

<今回のヒラメキ・プロセス>
(1)発想の起点:隙間時間の活用
(2)課題の明確化:集品作業の低コスト化
(3)解決策:ギグワーカーの活用
(4)具体例:来店客に買い物前に少しだけお手伝いしてもらう
(5)発想の背景:買い物難民がますます増えていく反面、ネットスーパーは採算がとれない

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発行:2021_06_01
第3,730号_買い物前のギグワーク 〜店舗型ネットスーパーの集品サポート〜

需要はあるのに採算が取れないサービスの一つ、ネットスーパー。薄利な食品を個々の注文ごとにまとめて、自宅まで届ける。注文毎に送料をいただき、効率化を進めてもなかなか黒字化するのは難しいビジネスモデルです。

かつてサラリーマン時代に通販事業部で働いていました。通販で一番時間とコストがかかるのが集品。注文票ごとに商品を集める作業がネックで、集品しやすくレイアウトとした専用倉庫でも人手が一番かかります。

まして、地方の食品スーパーがネットスーパーを始めるには、既存の店舗を活用した店舗型ネットスーパーが現実的で、なおさら集品が重労働。

そこで、根本的な解決にはなりませんが、奥手としてこんなアイデアを考えてみました。地方だけでなく、都市部でも買い物難民が増えると予想される今後、ますますネットスーパーの需要は高まります。

◆企画タイトル|買い物前のギグワーク 〜店舗型ネットスーパーの集品サポート〜

(1)事前に「サポート会員」として登録したお客様が「来店時間」をスマホのアプリで店舗へ連絡します。
(2)指定した時間に来店した「サポート会員(お客)」は店舗スタッフから「注文票」を受け取ります。
(3)サポート会員は「注文票」を見ながら店内を巡回し、記載された商品を集品し、カゴに詰めます。
(4)集品し終わったら店舗スタッフに渡し、業務終了。時間にして10〜15分。
(5)終了後に報酬の代わりにクーポン券を受け取り、そのクーポン券を使ってお得に買い物をします。

以上が業務の流れです。

つまり、店員さんの代わりに買い物に来たお客さんが集品作業を手伝うのです。特に集品点数が多い注文を依頼することで、集品にかけるコストを抑えることができます。(単品や単純な注文の場合は効率よく店舗スタッフが集品します)注文票は番号管理しているので、個人情報は記載されていませんのでご安心ください。

サポート会員は自分の都合のよい時間帯に来店して、買い物前のわずかな時間を活用して仕事をして、その日の買い物が少しお得になったら嬉しいですよね。

もし、店舗側が注文件数が多くてヘルプをお願いしたい時は、登録会員へアプリを通じて一斉に連絡して来店できる人を確保します。

私が住む地方では車がないとコンビニすら行けない場所がたくさんあります。実家の町内には未だに信号機もコンビニもありません。そんな場所でも車を手放す高齢者も増えていて、買い物難民問題は深刻です。

しかし、採算が取れないネットスーパーは需要があっても簡単にできる事業ではありません。多くの人が少しずつ助け合って豊かな食生活が送れることを願っております。

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