2020
05.31

No.60/100【第3,674号】《  セレブ・ショッピング 〜 入場料払ってお買い物 〜》

売れる企画

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_31]

No.60/100【第3,674号】《  セレブ・ショッピング 〜 入場料払ってお買い物 〜》

ハリウッドスターが店舗を貸し切って、買い物をしまくる。遠い世界の話ですが、もし、誰でもで「店舗貸し切り」ができたら? そんな願望を抱きながらこんなサービスを考えてみた。

<セレブ・ショッピング>
例えば、アパレルショップ。
(1)まずショップ側が営業時間後(閉店)の「貸し切り営業」ができる日を設定
(2)この日時に当店でお買い物をしたい方を限定数10名で募集
(3)顧客は応募の際、「店舗貸し切り権」として事前に10,000円(仮)を支払い
(4)「店舗貸し切り」の当日、店舗が閉店後、「店舗貸し切り権」を持った10人が入店
(5)10人は時間をたっぷり使いながらお買い物。お買い物の際、事前に支払った10,000円にプラス1,000円分のクーポン券が使え、実質11,000円分のお買い物が楽しめる
(6)普段聞けなかったコーディネートの相談を店員にしたり、今まで着たことない服を試着したり、買い物を楽しむ

店舗にとって、まず日時を自由に設定できる点がポイント。スタッフが揃う日を「貸し切り日」にすればスタッフ側の負担も減る。事前に支払った10,000円×10人分は確実に売り上げになり、なおかつ、貸し切りの特別感と店員の接客術で、さらに売り上げが伸びる可能性がある。

事前に入場料として「店舗貸し切り権」を支払うには理由があり、当日支払う金額が少なくなるため、たくさんお金を使った感がなく、より買いたくなる。

定期的に「店舗貸し切り」を設けるなら「平日」はクーポン比率を高めたり、売り上げを確保したい決算期や月末は、連日設けたり。

「カリスマコーディネーターが来店します!」など、店舗主導で販促が仕掛けられる点がより面白い。こんなサービスがあったら、「商品を買う」というより「お買い物を楽しむ」ことができる。

新常態(ニューノーマル)の入店制限を逆手にとり、特別感を出して買い物を楽しんでもらうのはいかが。

◆◆◆発想の起点◆◆◆
『夢を売る』

小島:答え合わせは1年後

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