2016
08.19

第3196号「子どもの『早朝読書会』子どもたちが最も苦戦する夏休みの課題

教える企画

(1)作文・読書感想文・・・38%
(2)自由研究・・・32%
(3)工作・・・10%
これは「子どもが最も苦戦している夏休みの課題」のベスト3です。(日経2016.08.15)わかる〜! 私自身もそうだったが、うちの息子たちも苦戦しています。そもそも「読書習慣」がないので、本を読むことが最初の難関。

でも、読書にしても、文章(感想文)を書くことも、これほど勉強になることはありません!そこで、苦手意識を逆手にとってこんなサービスを考えてみました。朝食も付けてみる?

▼【 子どもの「早朝読書会」 】

その名の通り、子ども向けの「早朝読書会」を開校します。内容は単純で、
(1)自分が読みたい本を持参して15分間読む
(2)読んだ後、1枚の原稿用紙に15分間で感想文を書く
(3)書き終わったら、グループに分かれて感想文を発表する

(1)〜(3)で約1時間。毎朝、6時半から7時半で開校。かつて夏休みの定番だった「ラジオ体操」のように夏休みに開校します。毎日少しずつ読んで書くことで、夏休みの課題で最大の難関である「読書感想文」を“克服”します!「早起き」にも効果的ですよね。(3)の発表は、「読書感想文」には直接関係ありませんが、実は毎回「発表」する緊張感が「読む」「書く」ことへのプレッシャーになり、より真剣に取り組むようになります。(※私が主催するアイデア発想セミナーでも効果的な手法)

また、皆の前で発表することに慣れてくると学校の授業でも勇気が湧いてきて、発表できる子になる可能性が高くなります。こんな「塾」をなくなりつつある「町の書店」で開いてはいかがでしょう。「読む」「書く」「発表する」学習効果は、夏休み限定ではもったいなく、学校が始まった後も続けて欲しいですよね。早起きし、読書し、頭を使って文章を書き、皆の前で発表する。単純に詰め込む学習塾より必要な教育だと思います。

さらに、朝ごはんを食べない子も少なくないそうなので、希望者には「朝食サービス」も。親の仕事の関係で満足な朝食が作れない方には、なお嬉しいサービス。地域の高齢者が主催してコミュニティーを作る目的でも子どもの「早朝読書会」は期待できそうです。

★アイデアコンセプト★『 早朝習慣 』

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