2017
05.08

第3358号「魅せる医院『薬の塗り方』」「わかるだろう」ではわからない

満足度UP企画

数年来、悩んでいた右手の肌荒れが先週さらに悪化したため、仕事の合間に皮膚科へ行きました。美しい女医さんに診察していただき、塗り薬をもらい、一週間が経ちました。肌荒れは1週間でほぼ完治し、数年も悩んでいたことが嘘のようです。(妻には「だからもっと早く行け!」と叱責されました…)

さて、話は変わりますが、今の料理本には、「少々」とか「適量」という表現が少なくたったそうです。理由は単純で「少々」とか「適量」ではわかりにくいから。言われてみればそうですよね。

そこで、今回皮膚科にお世話になったご縁で医療分野にもこんなサービスはいかがでしょう。目で確認したらより親切です。

▼【 魅せる医院「薬の塗り方」 】

例えば、皮膚科で肌荒れに塗るチューブの薬を処方してもらったとします。その時、診察室で医師がこう説明します。

医師「では、塗り薬の塗り方を動画で見せますので、こんなふうに薬を患部に塗ってください」

と説明した後、デスクの上にあるタブレット端末をタッチして動画を再生させます。塗り薬だから適量出して患部に塗ればいい話ですが、動画で見せることで、
(1)チューブからどれだけ薬を出すのか?
(2)指に出して塗るのか、何か道具を使った方がいいのか?ゴム手袋のように手を覆って塗った方がいいのか?
(3)塗り方もべたっと塗るのか、染み込むまで塗り続けるのか?
(4)塗り終わった後、そのままなのかガーゼ等で覆う方がいいのか?
などが一目瞭然でわかります。薬を塗ったあと、「患部を触った手はしっかり洗いましょう」を注意喚起もします。

意外に間違った塗り方や感染の危険がある場合もあります。そのため、目で見せて正しい塗り方を覚えてもらった方が安全・安心ではないでしょうか?料理なら調味料の量を間違えても不味いで済みますが、さまざまな訴訟リスクがある医療分野だけにわかるだろうでは済まされません。

万全を期すためにも動画で見せるのはいかがでしょうか?動画は診察室だけでなく、処方箋の薬の欄にもQRコード等でリンクし、自宅でも動画が見れるようにしたらより安心です。

★アイデアコンセプト★『 百聞は一見にしかず 』

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