2017
12.20

第3509号「トークレコーダー」音声メモでアイデアをボトムアップ!

教える企画

ヤマトホールディングス(HD)は2018年1月、ファッション通販の商品を駅ビルまで取り寄せて試着できるサービスを始める。ファッション通販は返品が多いため、駅ビルに配送を集約することでトラック運転手の負担を減らす狙いがある。(日経2017.12.20)

面白いことを考えますね!注目すべきは、この事業案は従業員からの提案であること。提案を形にしてくれるとより提案したくなるし、仕事も楽しくなります。

そこで、提案ツールとしてこんなガジェットを考えてみました。提案だけでなく苦情にも対応できます。

▼【 トークレコーダー 】

手にケータイを持たなくても通話できるワイヤレスの「ヘッドセット」を使います。この「ヘッドセット」は、常時録音状態で待機します。

<使い方>
(1)仕事中に不便なことがあったり、いいことを思いついた時、呟きます。
(2)呟いた後、「ヘッドセット」の本体を1回タッチすると呟いた音声が1分前後収録されます。
(3)2回タッチすると聞き直すことができます。
(4)3回タッチすると消去することができます。
(5)業務が終了した時、「ヘッドセット」を外して充電器にセットすると充電とともに収録された音声データが指定のアドレス(例:本部)に送信されます。

タッチした時の1分前後が収録される点がドライブレコーダーの原理でミソですね!この方法なら思いついたアイデアでも「メモ」することができ、業務に支障なく、提案することができます。

また、顧客からのクレーム時にも対応できます。こちらのミスによるクレームには対応策を考える時の材料になり、顧客からの不当な要求や暴言については証拠として残り、従業員を守ることにつながります。

近年、従業員からの提案制度を設ける企業が増えていますが、アイデアを企画書にしたり、文字にしたりすることは負担が大きく、簡単にできることではありません。

しかし、現場のちょっとした気づきがヒントになることがたくさんありますので、トークレコーダーなどの機器を使うことで吸い上げることができれば、コスト以上の見返りがあります。

★アイデアコンセプト★
『 現場の気づき 』

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