2017
10.05

第3458号「緊急FACEコール」いち早く患者の容態を見せる

教える企画

先週、次男が野球の試合中に頭部にデッドボールを受けました。硬式ボールで投球も速球だっため、ヘルメットにヒビが入る事態となり、急遽、私が病院へ運びました。検査の結果、何事もなくほっとしました。

さて、iPhoneのiOS11で新たに設定項目に追加された「緊急SOS」機能があります。スリープボタン(電源ボタン)を5回クリックし、現れた「緊急SOS」スライダをドラッグすると緊急SOS電話をかけられます。(※注意;くれぐれも「試しに」はご遠慮ください。本当に掛かります)

そこで、今回の次男の事態を踏まえ、「緊急SOS」機能にこんな機能を追加してはどうでしょう。緊急時は、素人では的確な状況説明はできません。

▼【 緊急FACEコール 】

スマートフォンから「119」に緊急通報します。すると電話先の消防機関から・・・

「画面の切り替えを行います」
「スマートフォンを怪我をした方に向けてください」

すると、スマホのカメラを通して消防機関は、患者の容態を見ることができます。スマホの画面にはカメラ映像に加え、消防機関のオペレーターの姿が映し出されます。

スマホのカメラを通して見た容態から、応急処置の方法をスマホのスピーカーを通して指示されます。(緊急通報の時の会話はスピーカーに切り替わります)と同時に救急車の手配が行われ、
「あと5分程度で到着します」
と報告。さらに、
「画面上の<GPS>をタッチしてください」
と指示。(現在地を知らせる<GPS>ボタンがあります)

すると、現在位置が現場へ向かっている救急車に届き、迅速にたどり着くことができます。緊急事態に一般の人が冷静に行動できません。しかし、映像を通して消防機関の方の顔が見え、的確な指示がもらえたら、落ち着いて行動ができます。

患者本人がスマホでなくても周囲の誰でもいいので、協力して、このようなテレビ通話ができれば、より助かる命が増えると思います。「AEDを持ってきてください」と指示したり、使い方もスマホを通してできます。

★アイデアコンセプト★
『 救急の場面こそ「見せる通報」 』

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