2017
01.19

第3287号「アイデアマンが行く」新しい店舗・施設・サービスが生まれたら、派遣!

教える企画

「人材サービスのエン・ジャパンは従業員のアイデア提案を促す取り組みを始めた。日々の業務改善から経営理念に対する意見まで、幅広い内容について月1回のアイデア出しを正社員に義務付ける」(日経2017.01.17)

小さい記事なので詳細はわかりませんが、「義務付ける」点がいいですね!経験上、アイデアは湧いてくるのではなく、絞り出すものですから。エン・ジャパンの今後に注目です。

さて、「アイデア出し」でこんな“社員教育”を考えてみました。「指名」と「発表」のプレッシャーで脳がフル回転します!

▼【 アイデアマンが行く 】

変わったお店、ユニークなサービス、新しくできた施設などが出現したら、速攻で自社の社員を派遣します! 派遣する社員はこのように指名します。

朝礼で部長が言います。
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部長「今朝の情報番組で渋谷にユニークなサービスを提供するお店があると紹介していました。そこで、今週の『アイデアマンが行く』はこのお店にしました。では、くじ引きします!」

部下のいる前で社員の名前がかかれたボールを箱からランダムに選びます。

部長「はい、今回のアイデアマンは、コジマです!」
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コジマくんは、今抱えている仕事の段取りを調整して、1週間以内に指定された店舗へ行きます。店舗へ行く目的は、視察と新規事業のヒントを得るため。視察後、レポートにまとめ、さらに自社へ提案する新規事業案を考えます。

そして、みんなの前で発表します!レポート作成だけならよくある話ですが、新規事業案を考えるのはかなり難易度が高いです。しかもみんなの前で発表することが前提なら、否応なしに脳がフル回転します。

こんなイベントを各自月1度くらい経験したら、素晴らしい感度の社員に育つと思います。

私は社員研修やセミナーで「アイデア発想」を行いますが、誰しも独特の視点や発想があり、とても面白いです。この視点や発想を引き出すには、適度のプレッシャーが必要で、このプレッシャーに押されて能力が開花するのです。

★アイデアコンセプト★『 アイデア出しの習慣 』

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