06.09
第3382号「遊び心の“読書”モデル」買う以外の楽しみがある書店
先日、久しぶりにリアルな本屋さんへ行きました。広い店内に整然と並ぶ本棚。美しさすら感じつつ、お客さんが少ないことに寂しさを感じました。
そんな光景を眺めながらちょっと遊び心でこんなアイデアが閃きました。真面目な書店経営者はやらないだろうなぁ〜。
▼【 遊び心の“読書”モデル 】
店内の本棚の前に「読書をするマネキン」を置きます。書籍を手にして本を読んでいるマネキン。読者モデルならぬ読書モデル。ビジネス書の前には、ビジネスカバンを横に置き、スーツを着たマネキン。趣味の本棚の前には、ランニングのスタイルで本を読んでいるマネキン。参考書のコーナーでは、角に机を置いて、頭を抱えながら勉強しているマネキン。
著名な作家の小説が並ぶコーナーでは、作家を真似た老人風のマネキンが本棚の上に横になって本を読んでいる。。。
店内のあちこちで本を読んでいるマネキンを置きます。マネキンが持っている本は店員おすすめの本ですが、わざわざPOPをつけなくてもお客さんはマネキンが持っている本を勝手に覗き込みます。
マネキンが着ている服はアパレルショップが提供し、ファッションも楽しめます。カバンもしかり。
「本棚の前に置いたら、邪魔!」というお叱りがあるかもしれませんが、それも遊び心。欲しい本はマネキンを避けながら、手に取ります。店内に賑わいを出しつつ、ひょっとしたら、万引き防止にも効果があるかも!?
店員が楽しみながらマネキンを動かしたり、着せる服をアパレルショップ店員を相談して、決めたり。あえてマネキンと書籍のギャップを楽しむ方法もあります。欲しい本を探して買うのはネットが得意ですが、雰囲気を楽しむのはリアル店舗が得意。
楽しそうに働いているお店に行きたいなぁ。
★アイデアコンセプト★『 店内の空気感 』
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