2019
11.06

第3,593号【「ミライルーム」は病院内で 〜退院前に練習しておこう♪〜】

伝える企画

友人から聞いた話。
「小島さん、AIスピーカーって使ったことある? 私の友達で最近、脳梗塞で半身不随になった人がいるんだけど、落ち込んでいるだろうと思って励ましに友人の家に行ったらね、なんとAIスピーカーを使いこなしていて、それはそれは楽しそうに生活していたよ!」と。
「こんなこともできるんだぞって、実際に声だけで家電を動かしている姿を見た時は、ほんと驚いたよ。スマホもそうだけど最新機器って人に優しいんだなぁって」

そうだよ、そうなんだよ。AIスピーカーをはじめ最新機器はハンディのある方にこそ、どんどん使っていただいたらいいんだよ。
そこで、考えたサービスが「病院内に『ミライルーム』」

地域の家電量販店が病院内の一室を借りて、最新家電を展示します。家電はAIスピーカー(あるいはスマホ)を使って声だけでも動かせるように設定します。そして、この「ミライルーム」は入院患者さんが自由に出入りでき、最新家電の使い勝手や便利な点を触りながら実際使ってみます。退院後、自宅での生活で不自由さを補ってくれる家電が見つかったら、気持ちも明るくなりますよね。「ミライルーム」のスタッフに言えば自宅に設置したり届けたりしてくれます。

入院患者さんだけでなく、お見舞いにくる家族も最新家電を知ることで、介添えの負担を軽減できる家電が見つかる可能性があります。「ミライルーム」は時間を持て余す入院中の暇つぶしにも利用できそうです。例えば軽量のスティック型掃除機なら、車椅子に乗りながらでも使えそうじゃないですか。何かできることが一つでも増えたら気持ちが前向きになり、自宅でのリハビリも楽しく取り組めます。心の負担も少なくなります。

ひょっとしたら、病院内の「ミライルーム」で思わぬ使い方・便利さが発見され、家電の開発や販売時のセールストークに使えるかもしれませんよ。

◆◆◆儲けのヒント◆◆◆
『ニーズがある場所へ出向く』

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