2020
05.13

No.12/100【第3,626号】《一店一車 〜店舗は動く時代へ〜》

売れる企画

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_13]

No.12/100【第3,626号】《一店一車 〜店舗は動く時代へ〜》

少々乱暴な提案。地域のスーパー1店舗につき、1台の移動販売車を国の補助金で導入する案。移動販売車は、軽ワゴンを改造したタイプで電気自動車です。

<平時の移動販売車の利用方法>
(1)夕方〜夜にかけて買い物客が多い時間帯に、建物とは反対の駐車場の端に止め、惣菜と弁当を販売します。(店内でも販売します)目的は、会社帰りに夕食を買いに来たお客がさくっと買ってさっと帰れるように。スーパーの品揃えと安さに加え、コンビニの便利さが合わされば最強でしょう。平日だけでなく、休日の夕方も人気になりそう。店内とレジの混雑緩和にも貢献します。
(2)昼間は、会員の高齢者宅を廻ったり、出張販売をします。また、高齢者施設を回り、レクリエーションの一環で入居者に買い物の楽しさを味わってもらいます。駄菓子をお金を出して買う体験をしたら、きっと心が若返ります。
(3)地域イベントに出展したり、希望者に有料で貸し出したりして、盛り上げます。

<緊急時の移動販売車の利用方法>
(1)災害が発生したら、全国のスーパーにある移動販売車が被災地へ向かい、食料の運搬から買い物支援をします。
(2)移動販売車は簡易のキッチンカーに変身して炊き出し支援をしたり、電気自動車なので電源車としても活躍できます。
(3)販売面が足りていたら医薬品を乗せて被災地へ向かい、医療面の支援ができます。避難所に薬局があったらどうでしょう。

このように平時でも緊急時でも活躍できる移動販売車を全国くまなく配置することで、より強固な生活支援ネットワークが構築できます。

必要な場所へ、必要な人のために移動できる点が移動販売車の最大のメリット。生産台数が増えたら導入コストもメンテナンス費用も下がり、補助金に頼らなくても起業したい人が増えることも期待大。

◆◆◆発想の起点◆◆◆
『物流には大動脈のすばやくと毛細血管のくまなくが必要』

小島:答え合わせは1年後

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。