2020
05.17

No.21/100【第3,635号】《ちょい呑み客への先手接客 〜顧客対応が一目でわかる〜》

満足度UP企画

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_17]

No.21/100【第3,635号】《ちょい呑み客への先手接客 〜顧客対応が一目でわかる〜》

お客の衛生意識の高まりから「ペーパーランチョンマット」を使う飲食店が増えるのではないかと予想できる。

さて、定食屋やラーメン屋が客単価UPを狙い、アルコールを提供する店舗が増えている。居酒屋と違い、はじめから“ちょい呑み”を提供するお店なら生ビール一杯とおかず一品だけでも気兼ねなく注文できる。ファミレスも低価格ワインのメニューがあり、気軽に楽しめる。

そこで、「ペーパーランチョンマット」を使った単価アップのアイデアを思いつきました。もし、一目で“ちょい呑み客”とわかったら、店員も他の客とは違う接客ができるかも!?

<ちょい呑み客への先手接客>
(1)例えばファミレスにて、お客が「ちょい呑みコース」を注文したとする
(2)店員は注文の品をテーブルに並べる際、「ちょい呑みコース」の方には、他の客とは違う風情のある柄のペーパーランチョンマットをテーブルに敷く
(3)このランチョンマットはファミレスでも小料理屋の雰囲気でお酒を楽しめるようにというのが目的だが、実は“裏”の目的がある
(4)店員が一目で「ちょい呑みコース」客とわかること。一目で飲みに来ている客とわかるメリットは・・・
◎アルコールのお替わりが薦められる
◎料理の追加を薦められる
◎デザートやお茶漬けなどのしめの品が薦められる
が考えられる。

ファミレスでは、食事に来ている家族やコーヒーを飲みながら読書をしに来ている客など、さまざまな目的で来店されているお客さんがいる。通常は、最初に注文した後は、呼ばれない限りすすんで接客はしません。逆にせっかく客同士で話が盛り上がっているのに店員が話しかけてきたら、クレームになる恐れも。

しかし、1人で飲みに来ている客なら、多少“居酒屋風”の接客でも許されるのでは。「生ビールのお替わりはいかがですか?」ビール一杯(アルコール)の追加でも客単価は大きく変わってくる。そのため、広い店内で一目で「1人で飲みに来ている客」と分かれば、店員たちも接客がしやすくなる。ちょっとしたアイデアですが、現場の一杯一品を増やす工夫が、お店全体(企業)の売り上げに大きく影響する。

◆◆◆発想の起点◆◆◆
『来店目的の見える化』

小島:答え合わせは1年後

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