2020
05.17

No.22/100【第3,636号】《ショーウィンドウは『ライブコマース劇場』 〜発信力を強化せよ〜》

伝える企画

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_17]

No.22/100【第3,636号】《ショーウィンドウは『ライブコマース劇場』 〜発信力を強化せよ〜》

「新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増えるなか、動画を視聴しながら買い物をする『ライブコマース』が盛り上がりをみせている」(日経MJ2020.4.20)

一見、テレビショッピングのようだが、大きな違いはリアルタイムで質問に答えてくれる点だそうだ。視聴者からの質問が画面に映り、その場で答えることができる。

記事中では「ライブコマースの利用者が増えた際、実店舗に求められるものとは何か。五感で楽しむサービスやその場でしか手に入らないものではないか。顔を合わせて言葉を交わしたいと思われる信頼感や安心感などもカギとなる」とも。

景気回復はしばらく厳しいとの見方が大半だ。そのため、「打てる手は全部打つ!」覚悟でこんなご提案をする。

<『ライブコマース劇場』の設置例>
(1)路面店はショーウィンドウをオープンスタジオにしてライブコマースを実演する。実演していない時でもスタジオセットは通行人の興味を引き、マネキンが置いてあるより注目度は高い。実演中は通行人もつい足を止めて見てしまい、商品情報が嫌でも耳に入ってくる。ウィンドウ越しにモニターを設置すれば、より発信力は高くなる
(2)居酒屋の厨房をバックにガラス越しのスタジオ。報道局がガラス越しに見えるニュース番組のように、スタジオのバックは調理人が忙しく料理をしている
(3)園芸コーナーをバックに屋外スタジオはホームセンター。彩豊かな花を中心に花木も置き、「ガーデニングスタジオ」を演出する
(4)子猫や子犬が戯れるペットショップのスタジオ。ここは文句なく人気のスタジオになりそう
(5)常設スタジオと突撃インタビューで構成するドラックストア・スタジオ。駅弁風にマイクを持って来店客に取材する演出は盛り上がりそう

これらの『ライブコマース劇場』はレンタルスタジオとしても貸し出し、機材のないYouTuberなどは喜んで借りそうです。「本日は、名古屋市中区の紳士服店●●さんのスタジオからお送りします」と紹介してくれたら店舗のPRにもなる。また、コーナー途中で「CM」を挟んで店舗紹介してくれたらレンタル料金割引はいかが。

◆◆◆発想の起点◆◆◆
『発信力』

小島:答え合わせは1年後

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