2020
05.24

No.41/100【第3,655号】《 産地巡礼便 〜 オフィスでお裾分け 〜》

拓く創る企画

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_24]

No.41/100【第3,655号】《 産地巡礼便 〜 オフィスでお裾分け 〜》

<産地巡礼便>
(1)毎月1回産地で採れた旬の食材を加工したパック食品が届く
(2)1セット20個(@250円)5000円
(3)冷蔵すれば1ヶ月保存できる
(4)月ごとの支払いだが、毎月20日までに連続で注文すれば送料無料
(5)主に企業がターゲット、個人宅も可

<加工食品の特徴>
(1)お弁当のおかずとしてパックから直接食べれる手軽さ
(2)産地で最も出荷が多い時期に大量に仕入れる。理由は最も市場価格が安く、生産者も助かる
(3)今までは農家単位での通販は多かったが、これは産地が一体となり取り組むビジネス。その方が出荷が安定する
(4)1セット20個の理由は個別配送は購入者の送料負担が大きく、出荷側も個別配送は不慣れ。大口出荷は産地は慣れている
(5)一人で注文して毎日1個ずつ昼食で食べたら1ヶ月で消費できる

オフィスをターゲットにする理由の一つに、ランチの時に多くの人の目に触れ、サービスだけでなく産地のこと、最盛期(旬の時期)も自然に知ってもらうことがができ、簡単にお裾分けもできる。1個250円なら気軽に買える価格。

新型コロナウイルスで人・経済の流れが止まり、多くの産地が生産物の廃棄を余儀なくされた。生産者によっては個別で注文を取り、凌いだ方もいたが、根本的な問題解決にはならない。そのため、産地全体が市場への出荷以外の消費ルートを持つべき。

販売促進の一つとしてビジネスホテルのロビーに箱詰めのサンプル品を置き、宿泊するビジネスパーソン向けにアピールする。個別包装で20個あるので会社への手土産(後日届く)としても喜ばれ、気に入れば継続して注文する可能性もある。オフィスに保存食として備えてあれば、万が一、帰宅困難になった時役立つ。

ただ肝心なのは、お礼や感謝だけではビジネスは長く続かない。消費者の嗜好に合い、価格以上の価値を提供するサービス・商品へ磨き上げることを忘れてはいけない。

◆◆◆発想の起点◆◆◆
『集まっている所へ送る』

小島:答え合わせは1年後

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