2021
02.19

第3,714号_すべて指示任せ「キッチンディレクター」 〜1時間で仕込みから片付け、盛り付けまで終わらせます!〜

拓く創る企画

「本当に時短レシピで調理時間は短くなるのか?」

週2でリモートワークをはじめてから、自宅で調理する日が週4になりました。もともと週末は私が調理担当のため、平日の2日を加えると週4となります。調理は好きで得意料理は特にありませんが、家にある食材を中心に動画レシピで検索して献立を決めます。

やっぱり妻が作った料理を食べて「美味しいね」と言ってくれるのがとても嬉しいです。思春期真っ只中の二人の息子は絶対に「美味しい」とは言いませんが。。。

レシピを検索すると短時間で調理ができる「時短レシピ」が出てきます。確かにその料理の調理時間は手間数が少なく、単純な調理時間は短くなるかもしれません。しかし、トータルの家事時間が短くなるわけでは決してありません。

もっと意地悪な言い方をすれば、もともと段取りのいい人が「時短レシピ」を使えばより速く調理ができるかもしれませんが、段取りが苦手な人には「時短レシピ」までの準備やその後の片付けに時間がかかりますので家事全体で言えば「時短」というほどの効果はありません。

そのため、レシピはもちろんですが、すべてのアクションを時間軸で指示してくれたら、本当に助かります。仕事や他の家事で疲れて考えるのも辛い時は、指示された通りに動いたら全てが終わっていたなんて、とても理想ですよね。

▼タイトル▼
すべて指示任せ「キッチンディレクター」 〜1時間で仕込みから片付け、盛り付けまで終わらせます!〜

「キッチンディレクター」は、動画と音声でユーザーに指示を出してくれます。特に音声はラジオのようにながら聴きでも指示内容がわかる丁寧さが売りです。

例えば、午後8時に家族が夕食を食べると決めて午後7時から調理が開始できるとします。時間は1時間。

この1時間で「キッチンディレクター」は、食材の仕込みから始まり、調理に、片付け、盛り付けまですべて動画と音声で指示してくれます。そう、ユーザーは言われた通りに、鍋を取り出して水を溜めて強めの火で沸騰させ、その間ににんじんを洗って包丁で短冊状に切り・・・などなど、動いていけば、あら不思議! 1時間後の8時にはテーブルに着いて食べるばかりになっているというわけです。もちろん台所のシンクに洗い物はありません。

これこそ本当の「時短」ですよね!

料理も冷めても美味しいものは前半に作り、作りたてが美味しい料理は最後に完成するよう指示してくれます。いろいろ考えながら料理する人にとっては鬱陶しいサービスかもしれませんが、疲れている時や何も考えたくない時もありますよね。そんな時は言われるがまま作った方が楽でストレスもありません。

設定方法は1時間、2時間などの時間設定と料理の品数を入力すると、時間内でできて栄養バランスを考えたレシピの組み合わせ一覧が表示されます。そして、今ある食材からレシピの組み合わせを選んだら、あとはスタートボタンを押せば、調理スタートです!

時間、品数、レシピ、栄養バランスなどの最適な組み合わせは、AIがもっとも得意とするところです。

すべての料理が終わった時、時間通りにできた人やできなかった人、時間が余った人がいると思います。そのため、最後に「ピッタリ」「私は速かった」「私は遅かった」を選べば、次回はさらにベストな「指示」を考えて出してくれます。

また、「これを使えばこんなに楽に速くできます」とディレクションの中に調理道具や調理家電、キッチン家具などを取り入れた動画をデモンストレーションとして流したらビジネスとして発展性があり、マネタイズもできます。

現実的な使い方として、「レトルトカレーがあるからスープ含めてプラス2品何か作りたいな」という利用方法もありますね。実は融通さがサービスの魅力になるかもしれません。

★儲ける脳トレ★
今回ご紹介した「キッチンディレクター」のマネタイズは、後半の「ビジネスの発展性」で紹介しましたが、もっといいマネタイズの臭いがします。あなたならこのサービスでどんなマネタイズのアイデアが思いつきますか?

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