2021
10.22

施主と職人の共同作業!スマート・セルフリノベーション・システム|第3,745号 小島の企画“生”ノート

拓く創る企画

▼前説|「職人の技術力の高さを知ると値下げ交渉をしなくなる」

なるほど!

あるリフォーム会社の言葉です。すごく納得です!

DIYが人気ですが、職人と一緒に施主がリフォームの作業をする「セルフリノベーション」も人気です。YouTubeを見ながら見様見真似で挑戦した人もいるのではないでしょうか。

職人に教えてもらいながら自分で作業をしてみると、簡単そうに見えても本当は難しくて、冒頭の言葉「値下げ交渉をしなくなる」が出てくるそうです。

実際、教えるって手間がかかることですが、施主の希望であれば叶えてあげたい。

また、職人の技術力を知る機会でもありますので「セルフリノベーション」をサービスに取り入れているリフォーム会社は感謝の声も多いのではないでしょうか。

施主自らリフォームを手伝うことでより我が家に愛着が深まるそうです。

しかも、職人不足の問題も解決します。

そこで、「セルフリノベーション」をスマートに進めるためのツールを考えてみました。

こんな時こそ、動画を使わない手はありません。

▼企画内容|施主と職人の共同作業!スマート・セルフリノベーション・システム

<スマート・セルフリノベーション・システム>

(1)最初に業者と施主でリフォームの完成形のすり合わせをします

(2)完成形が描けたら、完成するまでの工程を分割していきます

(3)工程を分割したら、職人と施主側と作業分担をします。初心者でもできる作業をピックアップしてその作業を施主側に担っていただきます

(4)作業の進行具合はすべて「スマート・セルフリノベーション・システム」で管理して、職人側の作業動画もアップして共有します

(5)施主側の作業は業者側が「作業方法」として過去の施工で使った動画を予めアップしておき、施主側はその動画に習って作業を進めていきます

「スマート・セルフリノベーション・システム」はスマホのアプリでも進行状況が確認できるため、逐一双方で確認ができ、施工業者と施主との信頼関係が深まります。

動画を通して職人が真剣に作業をしている様子を見たら、値切る発想は出てきません。

リフォームの場合、床下が腐っていた、シロアリがいたなど想定外のことが発生しますが、その都度、動画を撮って施主に見せれば納得してくれます。

作業だけでなく、撮影したり、スケジュール管理したりと施工業者には手間が増えますが、トラブルを避けるためにもドライブレコーダーのように記録しておくことが大切です。

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