2023
08.02

容器革命で市場開拓!? 「生しょうゆ」「生ジョッキ缶」使い勝手が販路拡大を促す|創造しい会<番外編>2023年08月02日

売れる企画

私の地元にある有名な会社ナカモ。

社名でわかる人は少ないですが、みそ調味料「つけてみそかけてみそ」と聞けば名古屋人なら誰しも聞いたことがあると思います。

特に「つけてみそかけてみそ」を連呼するテレビCMは有名ですね。

愛知県にはカゴメやミツカンなど有名な食品会社がありますが、ナカモもその一角と思いきや年間売上10億円で従業員は40名人だそうです。

個人的に「スーパーローカル企業」に認定です!

さて、日経MJの記事では生産量を増やすことを紹介していました。

社長曰く「基礎調味料は値上げをすると他の安い製品に流れてしまうので値上げは難しい」

そのため増産体制を整え、従業員の残業は抑えつつ価格も抑えられる努力をするようです。

ここで調味料の中身ではなく容器についてお話しします。

キッコーマンの「しぼりたて生しょうゆ」が登場した時は画期的でした。味もさることながらあの密閉容器が使い勝手を変えました。

我が家はボトルで買ってきた醤油を容器に移すことはしなくなり、「しぼりたて生しょうゆ」をそのまま使っています。

ある回転寿司チェーンは「しぼりたて生しょうゆ」がテーブルに置かれています。

一般家庭向け商品が業務用まで拡大しました。

これと同じことがアサヒ「生ジョッキ缶」であります。

生ビールのうまさが家庭で味わえる画期的な容器ですが、ビールサーバーを置きたくない飲食店に販路を広げています。

ビールサーバーは賞味期限が短くてメンテも手間がかかります。人手不足が深刻な飲食店では少しでも手間を省きたいがアルコール類は客単価を上げるので扱いたい。

「生ジョッキ缶」なら冷蔵庫から出すだけですから誰でもでき、手間もかからない。しかも大ヒットしたので美味しいことは消費者は誰しも知っています。

生ビールは不慣れな店員によっては「泡が多い!」「泡が少ない!」など苦情にもなるのでできるだけしたくない。

・・・と話は長くなりましたが、今回は容器についてお話ししました。

続きは、ぜひ動画をご覧ください。新規ビジネスは3分でプレゼンしております!

◆創造しい会<番外編>2023年08月02日

容器革命で市場開拓!? 「生しょうゆ」「生ジョッキ缶」使い勝手が販路拡大を促す

◆本編はこちら

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