2016
11.22

第3259号「有休宣言!」早い者勝ちカレンダーを貼る!

教える企画

「命より大切な仕事はない」過労自殺した娘さんのお母さんの言葉。15年前起業した時、不安と焦りから猛烈に働く私に父がいつも私に言いました、「体だけは壊すなよ」本当にそう思います。15年たった今、世間がいう「成功」には程遠い現状ですが、健康で働ける今に心から感謝です。

さて、社内でなかなか「有休」や「定時帰宅」がしにくい企業にこんな仕組みはいかがでしょう。宣言したもの勝ちです。

▼【 有休宣言! 】

部署で一番目立つ場所に大きなカレンダーを貼ります。カレンダーは2ヶ月分(あるいは3ヶ月分)。

例えば、11月下旬の今なら、12月分と1月分のカレンダーを貼ります。カレンダーを貼ったその日から3日以内に「有休シール」1枚以上を必ず貼るルールを作ります。「有休シール」には名前が書かれており、誰が貼ったか、誰が貼っていないか一目瞭然です。

予定が決まっていない場合でもとりあえず貼る。予定が決まれば、前週までに貼り替えは可。たとえ予定がなくても貼って休暇を取る。※すべて社長命令!

これにより、誰がいつ休むか部署内の全員が共有できます。そのため、ミーティングや出張、仕事の依頼などは、「有休」を避けて依頼します。また、本人も「有休」に合わせて仕事を段取りするようになります。楽しみが先に見えると、より頑張れますよね!

「有休」以外にも「絶対!定時に帰る」シールや「重役出勤日」シールもあり。とにかく宣言したら、実行する権利が得られます。(逆に実行する義務を負います)

仕事の進み具合で有休や帰社時間を決めてはダメ!まず休暇ありきでスケジュールを決めて、仕事は段取りしないと休みなんて取れません。「取引先に迷惑がかかる」は禁句。迷惑がかからないようにするのが経営者の役目。

さぁ、今晩も子供と一緒にご飯を食べよう!

★アイデアコンセプト★『 宣言制度 』

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