2017
11.14

第3484号「ケンチー家電」AIスピーカー市場を狙って、“第二の家電市場”

拓く創る企画

我が家で“同居”している空気清浄機はよく喋ります。「空気の汚れを検知しました」「イオン出てるよ」「きょうも頑張ります」
最初は、単なる「お遊び機能」と思っていましたが、よくよく考えてみると「存在感」を示しているんですね。通常、空気の汚れを検知したら知らぬ間にキレイするのが機械ですが、しゃべることで「効果」を実感させているんです。

さて、従来型の家電が飽和状態の中、新市場を求めて“裏家電”を考えてみました。AIスピーカーと連動すると、なお拡大しそう。

▼【 ケンチー家電 】

検知機能がメインの「ケンチー家電」を考えてみました。「何を検知するか?」家の中にいろいろな汚れを検知し、教えてくれます。

○玄関の空気中の花粉量
○絨毯の中のホコリ
○布団の中のダニ
○風呂場のカビ

特殊なセンサーやカメラを駆使して、汚れや細菌の量を常時監視し、健康被害を及ぼす量に達したらAIスピーカーを通じて教えてくれます。そうしたら家主が従来からある掃除機や布団乾燥機、除菌クリーナーなどで掃除をします。

今までは見た目で汚れを見つけたら掃除をしますが、教えてくれた方が掃除をするタイミングがわかります。キレイ好きなら、なおさら嬉しいですよね!ある意味、常に「掃除をしないといけない」「汚れているんじゃないか」という強迫観念がなくなり、心に余裕が生まれます。

センサーの感知度合いも「通常」から「キレイ好き」まで段階を用意しておけば、少々の汚れは気にならない人でも“安心”して使えます。(私は気にならない部類です・・・)

もちろん、AIスピーカーでなくてもスマホへの通知でもいいのですが、自宅にいてAIスピーカーの前を横切ろうとした時に「床が汚れていますよ」と言われた方が効果的です。

★アイデアコンセプト★
『 表があれば裏がある 』

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。