2016
06.03

第3148号「お戻しハンガー」より手に取りやすくなります

売った後企画

先日、仕事で着る服を買いにアパレルショップへ行きました。「たまにはイメージチェンジしたろか!」と意気込んでお店に行きましたが、やっぱり同じ系統の服を買いました。。。そんなことって、ありませんか?

さて、店内で洋服を見ている時、いつも困ることがあります。それは折り畳んでおいてある服が手に取りにくいこと。商品なので手にとればいいのですが、戻す時、綺麗に折りたためないから、触りにくいのです。

そこで、こんなサービスを考えてみました。店員さんも一手間なくなると思います。

▼【 お戻しハンガー 】

アパレルショップで折り畳んで陳列してある服(商品)の陳列棚にハンガーを掛けておきます。このハンガーにはこう書いておきます。

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商品はご自由に手にとってご試着ください。ご試着後はこのハンガーに掛けておいてください。
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お客さんは折り畳んで陳列してあるシャツやパンツを手に取り、試着したり、鏡を見ながら体に当ててみます。もし、気に入らなければそのまま陳列棚に戻すのではなく、この「お戻しハンガー」に掛けてもらいます。

「お戻しハンガー」を設けるメリットは、
(1)お客さん自身が折りたたむ手間がなく、より気軽に商品を手に取ることができます。
(2)店員は手に取った商品かどうかハンガーを見れば一目でわかるため、すばやく折りたたみ、陳列棚に戻すことができます。お客さんが畳むよりきれいにできるので、陳列棚の見た目もよくなります。

(3)素材感やデザインをみたい時、「お戻りハンガー」にかかっている商品を手に取ることができるので、折り畳んである商品を触る機会が減ります。また、誰かが触った商品は売れにくいので、売れ残りを防ぐこともできます。

“触らないでオーラ”全開の店舗より「自由に触ってください」と店舗の方が買いやすいと思います。いかがでしょう?懐の深さが重要です。

★アイデアコンセプト★『 自由度が高いお店 』

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