2019
10.18

第3,584号【軸ずらしアプローチ 入浴剤編 〜身も心も懐もあったまろう♪〜】

伝える企画

「入浴剤市場で機能を訴求した商品が増えている。バスクリン(東京・千代田)は睡眠をテーマにした入浴剤を発売したほか、花王は発汗を促す男性向け商品を開発した」(日経MJ2019.10.18)

花王の調べでは入浴剤市場は拡大基調だそうですが、「使っている人はまだ多くない」(同記事)と花王の人が言うのですから、まだまだなんでしょうね。我が家も入浴剤は贈答品でいただくと使いますが、それが無くなれば、無味無臭で無色透明なお風呂に戻ります。

そこで、睡眠や美容を訴求するのもいいですが、こんなアプローチはいかがでしょう。バスクリンは効率よく体温を温める新商品を発売したそうです。「7分で体温を一度上昇させるが、通常のお湯では10分かかる」という説明ですが、例えば、
<キャッチコピー例>
(1)『湯温を1度下げても体温はそのまま』〜ガス代を節約すつつ、体はポカポカ〜
(2)『湯量を2割減らしても体全体が温まります』〜肩まで浸からなくても、顔から汗が出てきます〜
(3)『追い焚きするなら入浴剤を入れよう』〜我が家は追い焚き厳禁〜

費用対効果はわかりませんが、「睡眠」や「美容」に良いに加え、入浴剤を入れると節約にもなります、なんて言う“斜め”からの販促もありかもしれませんよ。「省エネで環境にもいい」とまで言いはじめると逆に引きますが。。。私のように無くても困らない入浴剤をあえて入れるのは贅沢だという人もいるので、「節約にもなるから」とお母さんが家族を説得して「美活」に励むという想定のもと、キャンペーンを打つ方法も一つ考えられます。

◆◆◆儲けのヒント◆◆◆
「販促軸をずらす」

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