2020
05.05

No.4/100【第3,618号】《ウエアラブル・ヘルメット 〜工事現場はハイテクに進化〜》

拓く創る企画

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_05 ]

No.4/100【第3,618号】《ウエアラブル・ヘルメット 〜工事現場はハイテクに進化〜》

工事現場の作業員のヘルメットが“ハイテク”に進化した。バイクのヘルメットのようなフルフェイス型でスパイ映画並の機能が満載だそうだ。

<ウエアラブル・ヘルメットの特徴>
(1)工事現場内のwi-fiを通じて、一斉もしくは個別の会話もハンズフリーでできる。ヘルメット内のマイクに「名前」を言えばその作業員を呼び出し会話ができる。
(2)ヘルメット内は冷気が循環しており、夏場でも熱中症の危険がなく作業ができる。定期的な水分補給を促すアラームで脱水症状を防ぐ。
(3)ヘルメットには、体温・脈拍を測るセンターが内蔵されており、現場の管理者は作業員の体調不良を瞬時に把握することができる。オプションでアルコール検知センターもあり。
(4)GPSで作業員の動線・配置が逐一正確に把握でき、作業効率に役立てることができる
(5)作業員目線のカメラが付いており、遠隔で作業指示ができる。万が一の事故の際も動画を解析して原因究明に役立てる

ウエアラブル・ヘルメットは、本体の製造メーカーだけでなく、業務・安全管理ソフトの開発からメンテナンス業者など、関連市場を活性化する波及効果をもたらした。何より作業効率が上がったことで建設コストが下がり、ウエアラブル・ヘルメットのコストを十分回収できるだけのコスト削減に貢献した。

また、思わぬ効果としてビジュアル的にも人気となり、安全性の向上とともに人気職種へ。3Kと言われた時代は遠い昔の話。さらに、インカムの通話に翻訳機能が備わることで国籍を問わず雇えるようになり、日本のウエアラブル・ヘルメットは世界中で人気となった。

◆◆◆発想の起点◆◆◆
『カッコイイを実現する』

小島:答え合わせは1年後

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