2020
05.21

No.33/100【第3,647号】《ご一緒にキャンペーン お宿編 〜打てる手は全て打つ〜》

伝える企画

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_21]

No.33/100【第3,647号】《ご一緒にキャンペーン お宿編 〜打てる手は全て打つ〜》

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同じお部屋がもう一部屋ご用意できます
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(1)家族旅行の宿を宿泊予約サイトから1部屋予約
(2)「予約確認メール」が届く
(3)しばらくすると再びメールが届く。よく読むと自動送信のメールではなさそうだ、宿からの直メールだ。

「同じお部屋がもう一部屋ご用意できます。ご両親、ご兄弟家族、お友達家族など、ご一緒される方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。お礼にご夕食のお料理に『ご当地名物の●●』をつけさせていただきます。もちろんご紹介いただきましたグループの方にもご提供させていただきます」

あざといと言われるかもしれない。しかし、仲介サイトは手数料が高く、カード決済なら、なお利益が減る。苦境の中、少しでも稼働率を上げ、収益を確保するための策として考えてみた。このキャンペーンで同行者が1組増えたら、販促費も手数料もかからない。(※同行者は当日現金払い)

文面に「ご両親、ご兄弟家族、お友達家族」と具体例を書くと、読み手は読みながら考え始めるので書いた方がいい。

もし、ご紹介がなくても予約者が来館された時、特典で紹介した「ご当地名物」は提供する。すると「紹介できなかったのに!」と感動、恩を感じて何かしてあげたくなる。次も泊まってくれるとか、とても良かっよと友達に紹介してくれるとか。

これもあざといが悪い気はしないし、お互いに損はない。

恥を忍んでもいい、経営を続けることが一番の大事。打てる手は全て打とう。私も経営者の端くれとして、そう決意している。

◆◆◆発想の起点◆◆◆
『紹介される人になる』

小島:答え合わせは1年後

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