2020
05.21

No.32/100【第3,646号】《「俺の基地を作る」木知工房 〜作って運んでドン!〜》

拓く創る企画

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_21]

No.32/100【第3,646号】《「俺の基地を作る」木知工房 〜作って運んでドン!〜》

「リモートワークで自宅にいるけど、俺の居場所ねぇ〜なぁ〜」
「俺だけの部屋(基地)が欲しいなぁ〜」

よし、作りましょう♪
※今回の基地は木造に限定

<製作から完成まで>
(1)基地を置く庭の広さを調査
(2)土台や固定はできるか調査

ある程度の広さと固定ができると判断したら製作にとりかかる。基地の製造場所は、木材産地。

(3)自ら出向き、設計士と相談して図面を描き、自ら作る
(4)何ヶ月か、何年かかけて完成「やったー!」
(5)いよいよ現地(自宅の庭)へ運ぶ
(6)自宅の庭に設置して固定し、完了!

いわゆるプレハブ工法と同じ。この方法のメリットは、
・製作中の騒音でご近所に迷惑をかけない
・自分のペースで製作ができる。作る楽しみも存分に味わえる。また、「本当に完成するの?」と家族やご近所に陰口叩かれない
・万が一、完成したけど家族(妻)の許可が得られなかった場合は、他人に譲渡(販売)もできる(→意外にこれが一番重要かも)

新築需要が下降気味で国産材の消費先がない。国産材が使われないと森林の管理費が出なくなり、山が荒れる。山が荒れると災害の危険が増す。災害の多い日本には切実な問題。

「木工製品を作って売れば」と簡単に言うが、木材の消費量にしたら全然ないのと同じ。やっぱり住宅需要が一番。「俺の基地」が産地を助けるほどの需要を生むとは思わないが、週末出向いて作るとなると現地で宿泊したり、食事をしたり、材料を購入したりと消費が生まれる。

人が集まれば、活気が生まれ、ビジネスが動く。ひょっとしたら、移住者が生まれるかも。あるいは、産地で「俺の基地」ファームを作り、余暇を楽しむエリアとして売り出してもユニーク。ネット回線が快適ならリモートワークにぴったり。

ポケットマネーでできるプランを作れば、家族(妻)に内緒で作る「俺の基地」の夢実現!

◆◆◆発想の起点◆◆◆
『国産材の消費先』

小島:答え合わせは1年後

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