2020
05.25

No.44/100【第3,658号】《「治りました」葉書 〜感謝の気持ち窓口〜》

ちょい足し企画

小島の企画“生”ノート*2021年の妄想*
〜1年後の“きょう”を発想する〜

[発行:2020_05_25]

No.44/100【第3,658号】《「治りました」葉書 〜感謝の気持ち窓口〜》

幼い頃、長男の「とびひ」がなかなか治らない。人伝に評判のいい病院へ行き、診察してもらう。

医師「では、お薬だしておきますので、様子をみてください」

するとみるみる良くなり、薬がなくなるころにはすっかり完治。よかった、よかった、本当に良かった。とてもありがたい気持ち。これで病院に通わなくてもよくなった。しかし、「喉元過ぎれば…」という思いも。

ひょっとしたら、こんな仕組みが病院があったら、お医者さんも看護師さんも、医学にとってもいいのでは。。。

<「治りました」葉書>
診察後、待合室で待っていると名前が呼ばれました。受付で、処方箋のほかに葉書が一枚入っていた。

<葉書の宛名面>

もしお手数でなければ、症状が改善され、診察する必要がなくなった時、この葉書(通信面)でご報告いただけると幸いです。

今後の多くの治療に役立てるとともに医師を含め、スタッフの励みとさせていただきます。

●●医院 ●●院長

診察してもらい、治れば病院には行きません。わざわざ「治ったよ」と報告する人もいない。むしろ、治った報告だけをしに病院に行く人がいたら、より混雑を招き、他の病気に感染する恐れだってある。

この葉書の狙いは、
(1)施した治療が正しかったのか検証
(2)患者の喜びの声(感謝の気持ち)

なかなか治らなかった病気がある医師との出会いで治ることはある。そんな時、とても感謝したくなる。文章で気持ちを伝えたり、子供だったら絵を描いたり。

毎日何十人、何百人と診察しているので、届くハガキをチェックする時間はないと思うが、こんな仕組みがあるだけで感謝の気持ちを伝える人が増えるかもしれない。

新型コロナウイルスの時だけでなく、いつでも医師や看護師さんが元気になってもらえたら私たち患者は本当に嬉しい。

※メールなど双方向のコミュニケーションツールはNG。お礼のメール以外にも使われる可能性があり、医療従事者の負担が増す恐れがあるため葉書のみ。また、葉書の郵送料は医療機関の負担がないようにしてほしい。

◆◆◆発想の起点◆◆◆
『感謝の気持ちの窓口』

小島:答え合わせは1年後

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