2021
01.15

【第3,701号】 《街中が宅配ボックス化? 〜「決済」と「電源」が確保できてしまう!〜》

ちょい足し企画

関西電力の子会社で送配電事業を手掛ける関西電力送配電は住宅街の電柱などを活用して住民が利用できる宅配ボックスを置く実験を始める。サービス名は「まちなか宅配ボックス」。電柱という既存の資産を活用して物流業界の人手不足の解消と消費者の利便性向上に貢献したい狙い。(日経2020.11.23)

電柱か〜、あるものを活かすのは面白い。上司から「何か新規事業を考えろ!」と言われて関電の社員なら私もそう考えたかも。

しかし、利用者や宅配ボックスの視点から考えたら、電柱ではないなぁ。私だったら、こう考える。

《街中が宅配ボックス化? 〜「決済」と「電源」が確保できてしまう!〜》

自動販売機、これに宅配ボックスをくっつけるのはどうだろう?
自動販売機の横に宅配ボックスを大小3〜4個縦に並べる。

<メリット>
その1:自動販売機は住宅地だけでなく、駅前、公園、道路沿いなどさまざまな場所にあり、利用者にとってもアクセスしやすい
その2:既存の自販機にくっつけることで、屋外に置いても耐震性や台風などの強風対策にもなる
その3:電源が確保できる

特に「その3」の電源が確保できるのは宅配ボックスとしても大きなメリット。現在ならスマホで解錠ができる仕組みが普及しているので、電源は必須。

さらに、自動販売機の支払い方法が活用できたら、なおさら便利。多機能なスマホ決済ができる自販機もありますので、宅配ボックス側に決済システムを搭載する必要がない。また、小銭でも決済ができたら、ますますユーザービリティで秀逸。

受け取る手間が面倒で、最近はいつも「置き配」を利用しているが、正直、「そこに置いていく?」という場面があった。盗難の被害は今までないけど、ちらほらと報道では耳にする。できることなら宅配ボックスを活用したいが、家庭用の宅配ボックスでも結構高いですよね。

★儲ける脳トレ★
今回の脳トレは、街中に点在している既存の物で、生活が便利になる商品やサービスを考えてみましょう。少し特殊な発想かもしれませんが、交差点の信号機にすべてカメラを付けてくれないかなぁと思います。ドライブレコーダーを搭載した車が増えていますが、それでも全部ではないため、警察官の負担を減らすためにも信号機にカメラはいかがでしょう。

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