2021
06.16

vol.003_部署を作るか? 兼務にするか?|企画部設計士.TV|社員がアイデアを出す企業が最強!

企画参謀のコラム

<台本:YouTube>

おはようございます、企画参謀の小島です。
私は20代で苦情係を経験して、中小企業を三社渡り歩いて、29歳で起業しました。社外企画部として20年、企画参謀をして気づいたことがあります。それは中小企業にこそ「企画部(アイデア発想力)」を創るべきです。

小回りが効いて瞬発力のある中小企業に「企画部(アイデア発想力)」があれば、どんな困難も乗り越えられる「最強の企業」になり得ます。

さて、今回はこんな質問からご紹介します。

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『企画部という部署を作るべきか? 兼務でいいか?』

というご質問がありますが、数千人も社員がいる大企業でなければ兼務で十分です。

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むしろ幅広い部署で兼務した方がアイデアが多彩で、なおかつ特権意識が生まれず、スムーズに運営できます。

だから「企画部を作ろう」と言っていますが、私がお伝えしたいのは、企業に「企画能力を備えよう」という意味です。どんな業種業態の企業でも開発能力のない企業は長く繁栄しません。

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そこで今回は、

『兼務をしながら社員からアイデアを引き出す仕組み』
について、一例をご紹介します。

アイデアが社員から自発的に上がってくるようになればそれが完成形です。しかし、常にアイデアを考えてプレゼンする人なんて、特異体質の人でまずいません。

そのため、ある程度、経営者が強制力を発動して、全員参加、全員発表という「アウトプット前提」の仕組みを社内に作って運営していくのがベターです。

それでは、「企画部設計士」として導入プランを3分間でご紹介いたします。

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そのために必要な仕組み
(A)社員へテーマを投げかけ、
(B)アイデアを募集して、
(C)どんな些細なアイデアでも1回に1つは形にして、
(D)現場に投入して、
(E)検証する
このABCDEサイクルを回しながら運営していきます。

事例として
(1)「毎週水曜日の朝礼でアイデアを全員の前で発表する」と1週間前に告知する
(2)告知と同時に「テーマ(お題)」を発表する
(3)そのテーマは、会社に寄せられる苦情から作成する
(4)1週間後、一人ずつ全員の前で発表する
(5)出されたアイデアは評価して一番いいアイデアは実行する

なぜ、こうするのか?
1週間前に告知する理由は、聞いた瞬間から仕事をしながら、そのテーマについて考え始めて情報を吸収しはじめるから。皆の前で発表しなければいけないというプレッシャーが脳を働かせ、情報の吸収力を高めます。

また、テーマを苦情から作成する理由は、考えなければいけない大義名分になるため。

「楽しんで考えなければいいアイデアは出ない」というご意見も聞こえてきそうですが、それは半年、1年程度運営すれば可能になります。

しかし、初期の頃は、しんどいんです。

(早起きの法則で、早寝早起きでは早起きの習慣は身につきませんが、早起き早寝であれば自然に夜眠くなって早く寝ます。そうすれば早く起きれるようになります。(個人差はありますが…)

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「自分のアイデアが形になって、お客様に喜ばれた」という体験ほど、素晴らしい社員教育はありません。

仕事への目的が「お客様の喜びのために」とベクトルが向いたら、より高見をめざしてモチベーションが高まるからです。

「アイデアが形になって多くの人が喜んでくれた」

ぜひ、この仕組みを御社に取り入れてください。

社員がアイデアを出す企業が最強、
いや、社員がアイデアを出す企業こそ最強なのです。

これで今回の動画は終了です。

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