2019
03.05

第3568号「中継で修繕費を稼ぐ」

拓く創る企画

「日本でも根強い人気を誇るオランダ絵画の巨匠レンブラントの傑作「夜警」が7月から大規模な修復に入る。所蔵するアムステルダム国立美術館は修復作業を全面公開することを決定。来館者だけでなく、インターネットを通じて世界中へ「生中継」する方針だ」(日本経済新聞 夕刊 2019年1月30日)

面白い!こういう試みはどんどん試してほしい。どこかの国で「焚き火」をテレビで放送したらすごい視聴率だったという記事を読みました。修復作業は地味な画だと思いますが、“焚き火”効果で意外に見入ってしまうかも!?

日本各地にある神社で「茅葺き屋根の修繕費」に困っている神社が多いと聞きます。そこで、この仕組みを活用して修繕費を稼いではいかがでしょう。稼いだ金額に応じて修繕箇所や修繕内容を変えていきます。日本が誇る宮大工の神業(伝統技術)に世界中のネットユーザーが見入ってしまうかも。撮影には、数カ所からの定点カメラのほか、宮大工にアクションカメラを邪魔にならないように装着していただき、同時に撮影します。

多くの人がこの映像を見ることで、神社の保存につながるほか、歴史への関心を高め、宮大工の担い手が増える可能性があります。また、修繕が終わった後(放送終了後)、参拝者が増えることが期待できます。ぜひ、どこかで挑戦していただきたいアイデアです。

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