11.08
第3480号「オムツ回収専用車」専業化で効率かつ衛生的に
大手メーカーの調べによるとオムツ市場は2012年に大人用が子供用を抜きました。今後ますます高齢化が進み、大人用のオムツ市場は拡大していきます・・・ということは、オムツの廃棄量も必然的に増えます。
家庭で大人用のオムツを使用されている方のお話では、「家庭ゴミの大半がオムツ」と聞きました。きっと高齢者施設ではもっと多いと予想されます。
そこで、介護経験もない無知な私ですが、こんな仕組みを考えてみました。介護者の心理的負担と衛生面が改善したらベストです。
▼【 オムツ回収専用車 】
その名の通り、オムツを専用に回収する車です。高齢者施設をはじめ、一般家庭へも回収に行きます。この回収する仕組みには専用の容器を使います。容器は大中小があり、
●大容器・・・大規模な高齢者施設及び病院
●中容器・・・中小規模な高齢者施設
●小容器・・・一般家庭
容器には車輪がついており、移動は高齢者でも簡単にできます。容器はオムツを捨てやすく、なおかつ機密性が高く、臭いが漏れにくいです。
日本衛生材料工業連合会(日衛連)によると基本的なオムツの捨て方は、排便後はおむつに付着した大便を取り除き、便だけをトイレに流し、汚れた部分を内側にして、小さく丸めて捨てます。
しかし、この専用容器でしかも回収が毎日(2日に1回)であれば、そのまま廃棄できます。これは介護者の負担を軽減し、衛生面も向上します。
専用容器は宅配車のように効率的に荷台に積み、焼却施設に運び、ベルトコンベアーに乗せて流れ作業で内容物を廃棄します。廃棄後、洗浄・消毒します。空の容器は、回収時に交換して利用者に提供します。
机上論ではありますが、専業化することで効率的になり、一般ゴミの削減にもつながるかもしれません。ドライバー不足のため、回収車が電気&自動運転車になったら、なお理想的です。
★アイデアコンセプト★
『 専業化 』
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