12.11

第3502号「コンフォート・テレフォン」差別化とドタキャン防止
民泊の仲介世界最大手の米エアビーアンドビーの発表によると「予約件数(2018年の半年間)が世界で最も多い都市は東京で、大阪も3位に入った」(日経MJ2017年12月10日)じわじわ来ていますね、民泊。既存の宿泊施設もうかうかしてられません。
さて、私がよく利用するビジネスホテルは、とてもサービスが行き届いていて毎回快適に過ごせます。しかし、最近「やや料金が高止まりしているなぁ」と感じます。
そこで、民泊との差別化も含めて、こんなサービスはいかがでしょう。連絡なしのドタキャン防止にもなります。
▼【 コンフォート・テレフォン 】
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あと1時間ほどでホテルに着きます。部屋の準備をお願いいたします。
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宿泊予定者が到着時間が確定した時にビジネスホテルに電話すると、ご希望の「部屋の準備」をしてくれます。
<部屋の準備>
(1)エアコンのスイッチを入れ、温度設定をしてくれる
(2)加湿&空気清浄機に水を入れ、稼働してくれる
(3)ポットに水を入れて沸かしておいてくれる
(4)湯船にお湯を入れておいてくれる
などなど。今の季節は寒いので部屋に入った時暖かいと、リラックス感が増しますよね。疲れて部屋に着いた時、すぐに湯船に浸かれるとほんとうに嬉しいです。
いつもホテルに着く前にコンビニでカップ麺を買うので、お湯が沸いているとすぐに食べられます。予め「部屋の準備」を設定しておくと指定の時間に電話やメールがホテル側から届きます。その時、正確な到着時間を伝えると準備しておいてくれます。
このサービスは民泊との差別化の意味もありますが、ドタキャン対策にもなります。また、万が一ドタキャンになった場合でも早めに対策を打つことで空室を減らすことができます。
「宴会のドタキャン」について飲食店側に数十万の損失があるという報道をみましたが、宿泊施設にとってもキャンセルは大きな損害になります。お客との距離感をより詰めることで少しでも損失を減らします。
★アイデアコンセプト★
『 お客との距離感 』
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