2017
04.19

第3350号「selfcoffee戦略」食後のコーヒーに見る販促戦略

伝える企画

コンビニに入ると、ついつい買ってしまう100円コーヒー。ワンコインという点もいいですね。消費税がかかると、支払いも面倒だし、小銭が多くなりますから。さて、コンビニの100円コーヒーが当たり前になった今、「もし飲食店でこのセルフコーヒーを導入したら」という視点で考えてみました。

▼【 selfcoffee戦略 】

もし、飲食店が食後のコーヒーをテイクアウトのセルフコーヒーにしたら・・・?

<その1>回転率がアップする?
ランチタイムに定食を食べた後、コーヒーが飲みたくなりました。そんな時、テイクアウト用のコーヒーが50円(仮)で買えたら、いかがでしょう。一緒に来ていた同僚と食べ終わった後、「コーヒー飲みたいから、出ようか?」となる可能性が高いです。すると、客の回転率がアップします。

<その2>客単価がアップする?
コンビニの100円コーヒーに慣れた人が増えたので、セルフコーヒーに対する抵抗感がなくなります。

さらにコンビニなら100円だけどこのお店なら50円で同等のコーヒーが飲めるなら、ついでに買っていこうかとなります。

<その3>店員の手間も半減?
注文の食事を運び、食べ終わった後、食器を下げて、コーヒーを持っていく。この作業は混雑するランチタイムでは大変です。

もし、セルフコーヒーなら会計後にカップを手渡したら、お客が勝手にコーヒーを自分で淹れてくれます。やり方もコンビニで慣れているので教える必要はありません。

いかがでしょう。

食後のコーヒーをセルフコーヒーにしたら、結構面白いことになりそうです。ランチに無料でコーヒーがつくお店がありますが、ここも会計後にカップを渡して自分で淹れる方式にしたら、薄利なランチでも利益が上がるかもしれませんよ。

★アイデアコンセプト★『 セルフの活用 』

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