2017
08.23

第3428号「さりげ薬」知られなくない薬もあります

売れる企画

テレビで下痢止め薬のCMを観ました。出演していたのはお笑い芸人の方でしたが、演技がとても上手く、薬の効果がとても伝わるCMでした。しかし、「下痢」はあまり知られたくない症状。人前で薬を出して飲むのも躊躇しませんか?(私はそうです)

そこで、こんな飲み方がある薬はいかがでしょう。見た目も大事です。

▼【 さりげ薬 】

例えば下痢止め薬でも我慢できなくなったら飲む薬ではなく、症状の段階に応じて1錠ずつ増やす飲み方はいかがでしょう。

(1)初期症状・・・お腹が痛くなりそうな気がする時 →1錠飲む
(2)自覚症状・・・少し痛みを実感できる症状の時 →2錠飲む
(3)苦痛症状・・・もう我慢ができなくなった時 →3錠飲む

実は私もそうですが、お腹がよく痛くなる人は、「あっ、何となく痛くなるような気が・・・」という予感があります。そんな時、1錠飲めると、精神的にかなり落ち着きます。

また、薬はフリスク(お菓子)のようなオシャレな容器に入っていると、人前で出しても平気ですよね。通常の風邪薬でも人前で飲むと、「薬? どうしたの? 大丈夫?」と気を使わせます。そのため、一見お菓子のような感覚で飲めると周囲に気づかれません。

さらに、容器も3個に分けて1箱で販売してはどうでしょう。理由は自宅に1つ、移動中のカバンに1つ、会社に1つ置けるため。これだけでも安心でき、下痢止めの“効果”になります。

1錠飲んだら効く薬はありがたいですが、できれば痛くなる前に飲んで周囲に気づかれないのがもっとありがたいです。

★アイデアコンセプト★
『 患者目線 』

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