2016
11.16

第3254号「マルチスポーツ制度」幅広くスポーツが楽しめます

教える企画

長男が通う中学校の野球では部員が減少傾向で、将来的にチームが作れなくなる可能性があります。今でも1学年だけでは9人揃わず、部自体の存続も危ぶまれます。また、部活の顧問を担う先生の負担も大きな社会問題化しています。平日は授業で休日も部活では本当に大変です。

そこで、旧来の部活制度を思い切って変えてはどうでしょう。中学生の時はもっと幅広くスポーツに接するべきです。

▼【 マルチスポーツ制度 】

その名の通り複数の部活に所属でき、大会も出場できる制度です。普段の練習も個人で選択でき、「昨日は野球部だったけど、きょうはサッカー部」

この「マルチスポーツ制度」のメリットは、幅広くスポーツに接することができだけでなく、少子化でチームの人数が少ない時でも柔軟に対応できます。部員が足りず、大会を辞退するのは努力してきた子が本当にかわいそうですから。

また、顧問の先生も体調不調や家庭の用事で「野球部が休み」の時、もう一つの部活に参加することができ、先生の負担も減ります。競技によっては複数の部活に所属することが許されていない団代もあるかもしれませんが、中学校の部活に限っては許可してもいいのでは。

ユニフォームの問題があると思いますが、希望者は購入し、通常は貸し出し制度にします。「シェア・ユニフォーム」ですね。

部員が固定化しないデメリットはもちろん発生しますが、部員が流動化していた方が先輩後輩の悪しき慣習も減り、いじめの抑止にも効果が期待できます。

中学生も自分を生かせる場を発見できるかもしれません。自分にあった競技が見つければ高校で本格的に始めたらいい。一つの競技に偏ると身体の故障を招く恐れもありますから。

★アイデアコンセプト★『 マルチな才能を育成 』

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