2017
06.14

第3385号「小配センター」住宅の駐車場シェアが普及している今こそ

ちょい足し企画

平日に自宅で仕事をしていると家の前を宅配車が通ります。半日だけでも複数の業者が何台も何台も通過していきます。比較的閑静な住宅街ですが、配送車の通る音は振動とともに気になります。きっと幼児がいるご家庭や夜勤で昼間寝ている方のお宅だったら、ちょっと困るでしょう。

そこで、我が家もそうですが昼間の駐車場が空いています。「どうぞ、ご利用ください」とお貸ししてもいいですよ。

▼【 小配センター 】

配送業者が立地がよく、トラックが駐車できるスペースと高さがある住宅の駐車場に交渉します。許可が得られれば、次の日から利用します。利用の仕方は、配送車を駐車してそこで荷物を降ろし、台車で近所の配送先(住宅)へ配達します。

この際、オフィス街で利用が多い配送用リアカーも駐車場に置かせてもらえたら置いておき、配送に利用します。リアカーがあった方が一度にたくさんの荷物が運べ、しかも配達エリアも広がり、ドライバーさんの身体的負担も軽減されます。

さらに宅配ボックスの設置が可能なら設置させてもらいます。条件として、住宅の敷地内でありながら敷地外から荷物の出し入れができること。

上記のように借りるには3つのコースを用意します。
(1)駐車場の利用
(2)駐車場の利用・リアカーの保管
(3)駐車場の利用・リアカーの保管・宅配ボックスの設置
※(3)のコースが一番利用料金が高くなります。
駐車場の立地により配送業者から提案します。もちろん、選択権は貸主にあります。

また、いずれのコースも防犯カメラを無料で設置します。理由は、防犯目的より利用時間や利用回数を記録するためです。何かのトラブルが発生した時の証拠にもなります。住宅が密集した地域こそ、配送車の通行が多く、騒音・振動だけでなく、事故の危険性も高まります。

今は、大きな敷地の旧家に住んでいる老夫婦も少なくないので、空きスペースを貸して年金以外の収入源としても悪くはありません。(うちの実家でもいいですよ、車3台は停めれます!)

シェアビジネスが普及しつつあり、住宅の駐車場の貸し出しも抵抗感がなくなりつつあります。仕組みも確立しつつあり、安心感もあります。そのため、空きスペースを有効に活用し、物だけでなく、お金も回る世の中になるといいですね。

★アイデアコンセプト★『 隙間利用 』

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