2021
03.11

第3,717号_お得感以外の価値を生む「子供靴のサブスク」

拓く創る企画

次男が野球をしています。小学1年からはじめて、この春高校2年生になります。小学生の時は成長とともにスパイクを買い替え、高校球児になり、成長が止まったと思ったら、毎日練習するのですぐに痛み、高価なスパイクを頻繁に買い換えています。ほんと、お金のかかるスポーツだこと。。。

さて、以前から子供靴のサブスクがあったら成長期の子供を持つ親には助かるだろうと考えていました。ネットで検索するとアメリカのNIKEが子供用スニーカーのサブスクをしていました。日本ではないようですが、対象が2歳から10歳だそうです。

つい親として、「すぐに履けなくなるから」と言って子供には大きめの靴を買い与えてしまいますが、整形外科医の話では子供が大きめの靴を履くと脱げないように足の指を曲げて踏んだるそうで変形する恐れがあるとのこと。また子供は靴が小さくなっても順応して言わずに履き続ける子も少なくないそうです。

常にジャストフィットの靴を履くのは難しいかもしれませんが、子供が成長期の時は親として頻繁にチェックして買い替えてあげるのがベストなんでしょうね。

とはいえ、やっぱりお得感だけを売りにしては子供靴のサブスクは普及しないと考えています。そこで、お得感以外の価値を生むサブスクサービスを考えてみました。

▼タイトル▼
お得感以外の価値を生む「子供靴のサブスク」

サブスクで履き古した靴を回収して分析、
・「立ち方」
・「歩き方」
・「走り方」
の診断レポートが定期的に届いたら利用したくなりませんか?

個人的な話ですが、数年前から趣味でランニングをしています。ランニング系のYouTubeを見ながら走り方を学び、練習しています。「走り方って、こんなに科学的なんだ!」と正直驚きました。さらにシューズにしてもさまざまな種類があり、タイプによって走り方も足への負担も違い、まさに驚きの連続でした。

正直、「もっと早く知りたかった!」と50手前のオヤジ(私)は思ったのですが、子供が成長する時こそ、正しい歩き方や走り方を学んだら身体にも運動能力にもいい影響を与えるのでは!と考えました。

そこで、子供靴のサブスクをする上で定期的に新品の靴を契約者へ届けるのですが、
(1)履き古した靴を折り返し返送してもらう
(2)返送してもらった靴は、メーカー側で靴底、中敷、靴の形状などを解析する
(3)立った時の重心の位置、歩き方の癖、走り方の癖などを診断
こんな診断結果が届いたら、親としても価値が高いサービスと実感できます。

診断結果から指導方法が動画で届き、親子で学びます。もし、直接指導して欲しい場合は、最寄りの契約しているスポーツジムやスポーツ店の資格をもった店員さんを紹介します。

テレビ番組でインストラクターが子供の走り方を指導したら直後に50m走のタイムが縮まったという企画を観たことがあります。ある高校野球の強豪校で走り方の指導をしたら多くの部員が速くなったという動画もみました。

足の速さは生まれつきと考えていましたが、正しい指導をすれば速くなることがわかりました。また、ランニングでも同じですが、正しい走り方はケガの防止になり、疲労度も軽減されます。

そのため子供の時こそ、適切な診断のもと、正しい情報で指導して欲しいですよね。考えてみたら、正しい歩き方、正しい走り方は小さい頃に学んだ経験はありません。もし、スポーツをさせたい親御さんがいたら、なおさらこのサービスを利用したくなります。

★儲ける脳トレ★
子供靴のサブスクサービスで診断する以外で価格以外の価値を考えてみましょう。一つ例を挙げるとしたら、歴代の靴をアーカイブして毎年アルバムとして贈ってくれるサービスはどうでしょう。親にとって子供の記録は何でも嬉しいはず。靴はどこへ行くにも一緒なので、旅行へ行った、バーベキューをしたなどの思い出ともリンクして喜んでもらえます。

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