2017
10.24

第3470号「救急電」停電した時、商品を守る以外も

ちょい足し企画

テレビのニュースで、台風21号による影響で停電したコンビニ店を報道していました。停電により冷凍食品やアイスの保管に困っており、冷凍庫にダンボールを入れて対処していました。その映像をみて、一つ思いつきました。自家発電はコストが高いですが、バッテリーなら安くなりつつあります。

▼【 救急電 】

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緊急時給電設備完備店
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こんなステッカーを店舗入口に貼ります。このステッカーの意味は、簡単に言うと緊急時に使えるバッテリーを完備していること。

<想定される使用例>
(1)災害や事故など予期せぬ停電に遭った時、冷凍庫や冷蔵庫を稼働させます。緊急時は冷凍庫と冷蔵庫のみ直接つなぎ給電し、商品の品質を守ります。(冷凍食品やアイスは一旦溶けたら商品になりませんから)

(2)大規模災害の時は商品は諦め、帰宅困難者や周辺住民へ通信機器の充電や炊き出し用、照明用の電源に活用します。

(3)バッテリーの台数を余裕を持って備えている店舗は、非常時の必要数は店舗に備えつつ、地域のイベント等に貸し出します。時々バッテリーを使うことでメンテナンスの役割にもなります。

このように各店舗が緊急時用のバッテリーを備えることで、停電が長引いた時、停電していない地域の店舗からバッテリーをかき集めて対処することもできます。

自家発電機を備えるのは費用も高く、日頃のメンテナンスも大変です。そのため、移動可能で大きめのバッテリーを常時充電しつつ、万が一に備えておけば何かと使えます。

また、コンビニ店舗が備えることで、バッテリーメーカー側も生産が拡大され、一般消費者にも価格を抑えて提供できるようになるかもしれません。AC電源が取れるモバイルバッテリーでも数万円で買える時代ですから、ぜひ店舗は備えておくべきです。

★アイデアコンセプト★
『 平常時と緊急時 』

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