2017
06.01

第3376号「MYgoodsシール」自分の物という愛着が物を大切にさせる

売った後企画

内閣府の世論調査によると、「落とした物が傘などの安価で大量に流通している物については、『捜さず諦める』人が約50%」だそうです。正直、私も「確かになぁ」と実感。特徴のない商品の場合は、探す時の説明も苦労しますし、自分の物と証明することも難しいですよね。。。

そこで、ディスカウント店などの量販店こそ、こんなサービスで「物を大切にする姿勢」を示してはいかがでしょう。

▼【 MYgoodsシール 】

例えば、ディスカウント店で傘を購入したとします。どこでも販売している透明のビニール傘。購入した時に店員さんがこう言います。

店員「ご希望の方に『MYgoodsシール』を差し上げていますが、いかがですか?」

このMYgoodsシールは、ランダムな英数字が印字されているシール。(英数字は店舗側で一切管理しません)使い方は、このシールを傘など購入した商品に貼り、貼った状態をスマホで撮り、保存するだけ。

万が一、傘を紛失した時でも、「傘の取手の部分にシールが貼ってあって、そこには<ABC1234・・・>と記載されています」

これだけで十分特徴が伝えられますよね。拾った側もそのシールの存在で、「大事な物」「管理されている物」と認識でき、盗んだり廃棄せず、保管したり、届出します。また、シールの英数字を「下4桁の数字が・・・」と伝えればより簡単に探すことができます。

スマホ内の写真なら簡単に送信できますから、必要とあれば相手先に送れます。決してお店にとって売り上げを上げるサービスではありませんが、「物を大切するお店」という印象は、「あのお店が買いたい」と思わせます。

★アイデアコンセプト★『 損して得とれ 』

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