2017
06.29

第3396号「贈り物探索隊!」お盆の帰省の時、リサーチ!?

調べる企画

先日、使わなくなった複合機を実家にあげました。実家は通話だけの電話機だったので、母は「これでFAXが使えるわ!」と喜び、父は「カラーでコピーができるか!」と大喜び。

そんなに喜ぶなら新品を贈ればよかったとちょっと後悔。しかし、聞かないとわからないものですね。きっと言わないだけで、歳をとると日常生活でも不便なことや不都合なことが出てくるでしょうね。

そこで、少し早いですが、お盆で帰省した時、「敬老の日」の贈り物をリサーチしてはどうでしょう。リサーチの内容は小売店が提供します。

▼【 贈り物探索隊! 】

例えば、家電量販店が「贈り物探索シート」を店頭で配布します。配布時期はお盆前の7月から8月上旬。
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□料理をしていて、困ったことや危ないと思ったことはない?
□お風呂に入った時、困ったことや危ないと思ったことはない?
□外出して帰ってきたら、不審に思ったことはない?
□いつも痛いところや疲れるところはない?
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これらの質問項目は、日常生活で(1)不便 (2)不都合 (3)危険(4)身体的不自由 (5)不安などのことを具体的な事例を踏まえて作成します。

このシートの利用者は、これらの質問項目を参考にして、実家に帰省した時、両親にそれとなく聞いてみます。その答えをこのシートに書き込んだり、スマホにメモしておきます。

そして、両親からの返答を店員さんと相談して、「敬老の日(2017年は9月18日)」の贈り物の参考にします。「敬老の日」を嫌う高齢者もいますので、誕生日や両親の結婚記念日でも使えます。

贈り物を渡す時、「お盆で帰省した時、掃除機が重いって言ってたから、手で運べる軽いハンディ掃除機が便利かなって」と言ったら、両親は嬉しいと思います。単に「何か不便なことない?」と聞いても、親は「ないよ」と答えると思いますので、質問項目は具体的な方がいいです。

昔「質問力」という本が売れましたが、まさに相手の欲しいものを引き出す「質問」がお店の売り上げに直結しそうです。

★アイデアコンセプト★『 質問コンテンツ 』

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