2016
02.29

第3084号「答えたくなるアンケート小技」あの人の評価が上がるならと思うと書きたくなります

調べる企画

ビジネスホテルに泊まると「アンケート用紙」が部屋の机に置いてあることが多いです。清潔な部屋で快適に一晩が過ごせて、満足度も最高ランクなのですが、私はずぼらな性格なため、アンケートを書いたことがありません。。。

そこで、アンケートの回収率を上げるためのこんな“小技”を考えてみました。「あの人の評価が上がるなら」と思うと書きたくなります。

▼【 答えたくなるアンケート小技 】

ビジネスホテルのロビーで受付をします。チェックイン後、ルームキーを手渡された時、一緒にアンケート用紙が渡されます。そのアンケート用紙には受付してくれたスタッフの「顔写真付き名刺」がクリップで留めてあります。この名刺は「私が接客させていただきました」という証。

また、部屋に行くと机の上にもアンケート(同じ用紙)が置かれていて、そのアンケートにも「顔写真付き名刺」が付いています。その名刺には、「この部屋は私が清掃させていただきました」と書かれています。※アンケートはどちらに書いてもOKです。

そう「顔写真付き名刺」が付いていることで、単なるビジネスホテル会社への
アンケートから「誰々への評価」に変わります。こうすることでお客さまの満足度が高い時は、「この人の評価が上がるならアンケートに協力します」と対象が企業から人へ変わります。

この方が答える側も書きがいがありますよね!もちろん逆も考えられるため、スタッフにとっては少し酷な仕組みですが、それだけ責任感も生まれます。顔が見えるからこそ、サービスに心込め、気持ちも引き締まります。

この仕組みは、レストランでも使えます。接客したスタッフがオーダーを受けた際の伝票に自分の「顔写真付き名刺」を挟みます。そして、注文の料理が出し終わったら、伝票には料理人の「顔写真付き名刺」も一緒に挟みます。「顔写真付き名刺」は裏面が簡単なアンケート用紙になっていて、帰る際に指定の箱に入れてもらうようにします。

こうすることでお客さまは料理人の顔が見えることでより美味しく堪能でき、料理人もより美味しい料理を提供しようと心がけます。顔が見える相手には丁寧に対応になります。アンケートはサービス業にとっては貴重な評価情報であり、顧客との接点になります。たかがアンケート、されどアンケート。

★アイデアコンセプト★『 顔見せ=責任感 』

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