2017
10.20

第3468号「実店舗復権へ『店長が聴く』」部下や業者に任せず自分で聴いてみる。

調べる企画

昨晩、次男と夜練を終えた後、次男が「本屋へ行っていい?」と言い出したので、自宅へ帰る途中で連れて行ってあげました。道中、次男に「欲しい本があるなら、ネットで頼んであげるよ」と言うと、「ううん、本屋で見て買う方がいいから」と。

次男のこの一言で、きょうのネタというか提案を思いつきました。ぜひ、実施してほしい!

▼【 実店舗復権へ「店長が聴く」 】

店長が来店しているお客さんにインタビューします。インタビューの内容は、
(1)来店した経緯
(2)店内での目的
(3)何が欲しいか

など。

実は、インタビューの内容はさておき、店長自らがお客にインタビューすることが大事。部下や業者に任せず、肌でお客と接することで、「ネットで頼める時代にわざわざ来店した目的」をリサーチするのです。

忙しい業務の合間を縫って、店長自ら1時間ごとに店内にいるお客にインタビューします。インタビューも形式的な質問に終始するのではなく、ざっくばらんに会話しつつ、いろいろリサーチします。

リサーチ後は、お礼に「100円券(仮)」を「本日から使えますので使ってください」と手渡します。話を聞くと本屋なら「時間つぶし」「通りすがり」「待ち時間に」と言うお客もいると思いますが、それなそれで店づくりを考えたらいい。

友人の作家に聞いた話によると、店員が商品の本を陳列する業務を優先するため、お客とは話をするなと指導しているお店があるそうです。こんなお店が来店したくなるお店になるはずがありません!

また、「店長自ら」と言う点でお客は真剣に話をしてくれるし、「店長と仲良くなった」というだけで来店回数が増える可能性もあります。お店に行ったら顔見知りの店員さんがいるのは、お客としてなんだか嬉しいですよね。競合店やネット通販のことばかりを気にしすぎて、目の前のお客を見ていない店舗が多い気がします。

「お客に聞く」ことなんて、いつでも誰でもできることですが、実際にやっているお店がどれだけありますか?そもそも来店客の男女比すら知らないのでは?

★アイデアコンセプト★
『 実際に聴く 』

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